さまざまなアプローチの方法や他社との差別化を考えて
お客様に営業をすることも新規開拓の楽しみです。
第二事業部 第二木材部
菅沼 貴之さん
どんな仕事をしていますか?
入社後、配送センターを経て4年ほどプレカット工場で働き、多種多様な樹種を覚えました。その後、環境を変えたい思いもあって営業職を希望し、西東京支店に異動。3年間勤務し、現在は本社の第二事業部 第二木材部で県内および東日本を中心に輸入木材を販売しています。さらに、木材を加工した製品の品質管理と販売も担当。自社工場で担当者と事細かにやりとりをして品質を確認していますが、当社は特に品質管理を徹底している分、かつて自分が配送センター、プレカット工場で働いていた知識や木を見る目が生きています。
仕事で大切にしている事は?
お客様に満足していただける製品とシステムをお届けするために密にコンタクトを取り、お客様のもとに足を運んで直接お会いし、ニーズを聞き出す事を重視しています。そして、他社とどう差別化を図れるか、当社の魅力をいかに正確に話せるかも自分なりに研究しています。当社の強みは豊富な在庫と幅広い配送手段を持つことに加え、自社で木材を加工できるため、お客様のニーズに合わせた製品の形状・配送を実現できる事です。その強みを生かすべく、丁寧なコミュニケーションでお客様に製品をお届けしています。
仕事のやりがいを教えてください。
お客様から加工した製品を褒めていただけると、やはりやりがいを感じます。また、汗をかいて新規開拓したお客様も多く、飛び込み営業で門前払いをされたりと、かなり苦労もありましたが、なんとか振り向いてもらおうとアプローチを考えることも新規開拓のひとつの楽しみだと自分を奮い立たせてきました。そうした中で、なかなか新規の契約が難しい方もいらっしゃいますが、何度も再アタックすることで契約につながった時はうれしさもひとしおです。
さらに私はもともと木が好きで、地元の信州大学農学部で森林について学び、地域の木材を広めたい思いで入社したので、さまざまな角度から木を深く知り、全国に流通を広げられる事もやりがいです。
都築木材ならではのユニークな企業文化は?
一番は営業ノルマがなく、皆が同じ方向を向いて仕事をしている事です。個人の営業成績もなく、チームとして動いており、各自がいかにチームや会社の役に立って貢献できるかを大切に考えています。
そして、関わる人たち全てに対してフェアであることも当社の特徴的な信念です。お客様はもちろん大切にしますが、仕入先に対してもフェアなパートナーとして対等に取引関係をもち、価格面でも無理な金額を要求せず、常に相手の要望を受け入れたうえでこちらの意見を伝える事を意識しています。お互いに納得したかたちで取引を進めている自信があります。海外拠点においても現地の社員と週一回ミーティングをし、現地のサプライヤーともお互いの考えを尊重し合っています。
どんな人と一緒に働きたいですか?
当社は他部門同士でも協力し合う雰囲気で、社長も個々の社員の意見に応えてくれますので、そうした環境で前向きに、自発的に自分の意見を言える人と働きたいです。その中で、どう動いたらお客様によりよい提案が出来るかを考える事が大切です。
なお、現在、日本国内では木に対する関心が高まっており、木造建築を増やしていこうという流れもあります。私自身も一つでも多くの新しいアイデアが提案出来るよう、さらに知識をつけ、いずれは当社の先頭に立って将来を引っ張っていく中心人物になれるように日々努力していきたいです。