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家などの断熱によく使われる、グラスウールとは?

2024/03/19

■ グラスウールとは?
 
多くの住宅に使われている「グラスウール」という断熱材。よく耳にするものですが、一体どんなものなのでしょうか?

グラス(ガラス)とウール(羊毛)。これだけ聞くと「?」という感じですよね。
グラスウールとは、ガラス繊維を綿状(ウール状)にした断熱材、吸音材のことで、建築物の屋根や天井、床や壁など広く使われています。
ガラスを高温で溶かして繊維化し、それを綿状にすると中に気泡がたくさんできます。気泡を多く含む羽毛(ダウン)が、軽くて熱を通しにくいように、グラスウールにも同じ性質があります。

また、ガラスは燃えにくいため、不燃性のある素材として建材に適しているのです。
 
■ グラスウールの種類
 
ビニール袋に詰められたものや、マット状に固められたものなどがあります。

マット状のものは、吸音材にもなります。これは柔らかい綿や中の細かい空気が振動して、音の振動エネルギーを吸収するためです。木造建築の場合は、袋に詰められたグラスウールがよく使われます。その厚さやサイズはさまざまで、単位面積当たりの質量が大きいほど糸の数が多く、気泡の数も多いので断熱性が高くなります。また、厚みが増すほど断熱性が高くなります。
 
グラスウールは耐久性のある素材ですが、使い終わるとリサイクルもできます。
断熱性や吸音性だけでなく、環境性にも優れた素材なのですね。
 

グラスウール