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天井を支える角材「野縁」

2023/12/05

野縁(のぶち)という言葉を聞いたことはありますか?
これは天井を支える角材のこと。「野」は「化粧でない下地」、「縁」は「細い棒」を指します。
天井裏に隠れている部分なので、普段はあまり目にする機会はないかもしれません。
 
野縁は太さ40mm×30mm程度の角材で、303mmもしくは455mm間隔で並べます。これが天井板を留めるための下地になるのです。
野縁の上に910mm(半間)間隔で打つ部材を野縁受けといい、野縁と直交させることで縦横の格子状になります。
野縁を上部から支持する為の部材を吊り木と呼びます。縦横910mm間隔で入れます。
野縁、野縁受け、吊り木と名前は違いますが、同じ太さの材で作られます。
 
見えないところで天井を支える部材は、それぞれに役割があり、どれ一つ欠かすことのできないものです。
木造建築には先人の知恵と技術が詰まっていて、知れば知るほど奥が深いですね。