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建物の外壁 サイディングとは?

2023/10/31

建設系の現場でよく耳にする「サイディング」という言葉。”サイディングボード”というとイメージがわくでしょうか?
 
サイディングとは、建物の外壁に張るセメントや金属でできた厚さ16mm程の板材のこと。
 
1990年代以降に建物の外壁仕上げとして主流になった外壁材です。
施工が容易なため工期が短く費用も安く済むことや、軽い素材でありながら丈夫で災害に強いことなどの理由で普及しました。
現在はタイル状の凹凸模様などさまざまなサイディング材が製品化されています。
 
サイディングの種類とその特徴
サイディングは大きく2種類に分けられ、その特徴も異なります。
 
①セメント系サイディング
窯業系サイディングとも呼ばれます。窯業とは、窯で熱を加えてつくる陶磁器瓦、ガラス、セメントなどの工業を指します。
セメントは固めてもすぐに割れてしまうので、さまざまな繊維質の材料を混ぜ合わせます。
防火性能が高く、衝撃にも強いほか、レンガ風やタイル調などデザインが豊富なのが特徴です。
一般的にサイディングというと、窯業系サイディングを指します
 
②金属系サイディング
ガルバリウムやアルミニウム、ステンレスなどの鋼板が使用されます。
芯材でもある断熱材を挟んだ三層一体の構造で断熱性能が高く、金属は水を吸わないので防水性、耐凍害性にも優れているのが特徴です。
 
また、そのほかにも木質系サイディング、樹脂系サイディングなどの種類もあります。
 
いまや建物外壁の主流になったサイディング。街を歩く際に家の外壁材を意識して見てみるのも面白いかもしれません。
 
サイディング