柱と柱の間に入れる「間柱」
2023/07/19
読んで字のごとく、間柱(まばしら)とは、柱と柱の間に入れる壁を支えるための角材です。
  
 壁を取り付ける際に、クギやネジを打つための下地として必要になります。
 主柱のように太くはなく、家の構造を支える力はありません。
 あくまで壁の板がへこまないように、壊れないように支えるための材です。
  
 寸法は、柱の105mm×105mmに対して、間柱は30mm×105mm、あるいは45mm×105mm程度です。
 柱  → 105mm×105mm、120mm×120mm
 間柱 →    30mm×105mm、45mm×105mm
 
 
 間柱を立てる間隔は、303mm(一尺)〜455mm程度です。
 間隔が広すぎると、壁がたわんでしまいます。
  
 柱と間柱を立てて、その両側に板を張って壁にします。
 塗り壁などもまずは板を張って、その上に左官工事をしていきます。
  
 柱と間柱によって両側の壁板を支えるので、壁の内部は空洞です。
 外壁ではこの空洞に断熱材などを入れますが、内壁では空洞のままです。
  
 外からは見えない部材ですが、壁を支える大切な役割をしているのですね。
 
 
 〒396-0009 長野県伊那市日影336
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