TOPページ
企業情報
事業紹介
採用情報
ニュース
お問い合わせ
個人情報保護方針
クッキーポリシー

404 NOT FOUND ページが見つかりません

■ グラスウールとは?
 
多くの住宅に使われている「グラスウール」という断熱材。よく耳にするものですが、一体どんなものなのでしょうか?

グラス(ガラス)とウール(羊毛)。これだけ聞くと「?」という感じですよね。
グラスウールとは、ガラス繊維を綿状(ウール状)にした断熱材、吸音材のことで、建築物の屋根や天井、床や壁など広く使われています。
ガラスを高温で溶かして繊維化し、それを綿状にすると中に気泡がたくさんできます。気泡を多く含む羽毛(ダウン)が、軽くて熱を通しにくいように、グラスウールにも同じ性質があります。

また、ガラスは燃えにくいため、不燃性のある素材として建材に適しているのです。
 
■ グラスウールの種類
 
ビニール袋に詰められたものや、マット状に固められたものなどがあります。

マット状のものは、吸音材にもなります。これは柔らかい綿や中の細かい空気が振動して、音の振動エネルギーを吸収するためです。木造建築の場合は、袋に詰められたグラスウールがよく使われます。その厚さやサイズはさまざまで、単位面積当たりの質量が大きいほど糸の数が多く、気泡の数も多いので断熱性が高くなります。また、厚みが増すほど断熱性が高くなります。
 
グラスウールは耐久性のある素材ですが、使い終わるとリサイクルもできます。
断熱性や吸音性だけでなく、環境性にも優れた素材なのですね。
 

グラスウール

土台の継手では、腰掛けあり継ぎや腰掛け鎌継ぎを良く使用します。
 
ほぞの形が“あり”か“鎌”かの違いで、ありは斜めの台形状に広がりますが、鎌は直角に広が
ります。
 
腰掛け鎌継ぎは、蛇の鎌口のような形をしていることからこのように呼ばれています。
加工も精密になるため、さらに高度な方法とされています。
鎌の方がより引っ掛かりやすく抜けにくいのが特徴です。
 
ちなみに継手の加工は、のこぎりやのみを使用しての手作業、またはプレカット(工場での機械加工)で行います。
四方鎌継ぎという、まるでパズルのような継手もあります。
 
柱の4面、どの方向から見ても同じ形の鎌が見えます。
一見しただけではその仕組みはわかりませんが、対角線に流してはめ込む構造になっていま
す。
 
同じようなものに、四方あり継ぎもあります。
継手一つをとっても奥が深いですね。
 
継手

部材において、縁とは細い角材のことで、押縁(おしぶち)は下見板(板材)を押さえるためのものです。
 
胴縁とは、サイディング材などの壁の板材を留めるために打つ細い部材のことを言います。下地部材として壁の強度を高める役割があります。

 
設置の仕方
板のつなぎ目には、必ず胴縁が来るようにします。打ち付ける間隔は、455mmか303mmが一般的です。
壁材だけで暴風などに耐えられる場合は、胴縁を使わずに直接、柱や間柱に板を打ち付けることもあります。ただし柱と間柱の表面が平滑に揃っている必要があります。

 
胴縁の2つの種類
壁の方向によって、次の2種類の胴縁を使い分けます。
 
①柱や間柱の胴に横向き(水平)に打ち付けるもの → 横胴縁
②柱や間柱の胴に縦方向(垂直)に打ち付けるもの → 縦胴縁
 
いずれも15~21mm×45mmなどの細い部材を使います。
外気が常に通り抜けやすくするため一定間隔に溝を掘りこんだエアホール胴縁(通気胴縁)という胴縁もあります。

野縁(のぶち)という言葉を聞いたことはありますか?
これは天井を支える角材のこと。「野」は「化粧でない下地」、「縁」は「細い棒」を指します。
天井裏に隠れている部分なので、普段はあまり目にする機会はないかもしれません。
 
野縁は太さ40mm×30mm程度の角材で、303mmもしくは455mm間隔で並べます。これが天井板を留めるための下地になるのです。
野縁の上に910mm(半間)間隔で打つ部材を野縁受けといい、野縁と直交させることで縦横の格子状になります。
野縁を上部から支持する為の部材を吊り木と呼びます。縦横910mm間隔で入れます。
野縁、野縁受け、吊り木と名前は違いますが、同じ太さの材で作られます。
 
見えないところで天井を支える部材は、それぞれに役割があり、どれ一つ欠かすことのできないものです。
木造建築には先人の知恵と技術が詰まっていて、知れば知るほど奥が深いですね。
 

建設系の現場でよく耳にする「サイディング」という言葉。”サイディングボード”というとイメージがわくでしょうか?
 
サイディングとは、建物の外壁に張るセメントや金属でできた厚さ16mm程の板材のこと。
 
1990年代以降に建物の外壁仕上げとして主流になった外壁材です。
施工が容易なため工期が短く費用も安く済むことや、軽い素材でありながら丈夫で災害に強いことなどの理由で普及しました。
現在はタイル状の凹凸模様などさまざまなサイディング材が製品化されています。
 
サイディングの種類とその特徴
サイディングは大きく2種類に分けられ、その特徴も異なります。
 
①セメント系サイディング
窯業系サイディングとも呼ばれます。窯業とは、窯で熱を加えてつくる陶磁器瓦、ガラス、セメントなどの工業を指します。
セメントは固めてもすぐに割れてしまうので、さまざまな繊維質の材料を混ぜ合わせます。
防火性能が高く、衝撃にも強いほか、レンガ風やタイル調などデザインが豊富なのが特徴です。
一般的にサイディングというと、窯業系サイディングを指します
 
②金属系サイディング
ガルバリウムやアルミニウム、ステンレスなどの鋼板が使用されます。
芯材でもある断熱材を挟んだ三層一体の構造で断熱性能が高く、金属は水を吸わないので防水性、耐凍害性にも優れているのが特徴です。
 
また、そのほかにも木質系サイディング、樹脂系サイディングなどの種類もあります。
 
いまや建物外壁の主流になったサイディング。街を歩く際に家の外壁材を意識して見てみるのも面白いかもしれません。
 
サイディング

ツーバイフォー工法では部材同士の接合に金物を使いますが、在来工法では金物を使わない継手、仕口の手法が用いられています。
 
継手も仕口も部材同士の接合部を指しますが、その方向が異なります。
継手は直線状の接合部、仕口は角度のついた接合部です。
どちらも在来工法の木造建築でよく用いられるので、用語を覚えておきましょう。
 
継手 → 軸方向の接合部
仕口 → 角度を持った接合部

 
仕口は、柱、梁(はり)などの箇所で、角度をもって部材を接合する際に用いられます
仕上がりの美しさだけでなく、強度や伸縮、ねじれなどを考慮した設計が求められます。
 
在来工法でも、昔から大工さんは継手、仕口の加工に情熱をそそいできました。
その部分がきれいにおさまるか否かで、建物の出来が違ってくるからです。
継手、仕口は、金物を使わずにすっきりと木と木を一体化させるための技術。
何百年もかけて、大工さんたちが試行錯誤してつくり上げてきました。
 
最近では機械による事前のカット(プレカット)が増えてきましたが、機械の削り出す形も、従来の継手、仕口を参考にしたものです。
時代は変わっても、先人の技術や知恵が現在まで引き継がれているのですね。
 
継手

前回は根太についてお話ししました。今回は根太を支える大引(おおびき)について紹介します。

 
大引(おおびき)は、90mm×90mmほどの太い角材で、910mm(半間)程度の間隔で根太の下に配置します。
45mm角の細い根太を土台から土台に掛けただけではすぐに曲がってしまうため、大引を入れて根太を下から支えているのです。
大引は柱材としては細めですが、片手では持てない太さです。105mm×105mmの大引もたまにみられます。

 
大引

根太(ねだ)という言葉を聞いたことはありますか?
 
これは床板を支えるために、その下に等間隔に並べた角材のことです。
木造の場合、床板だけでは家具などの重みですぐに割れてしまうので、角材を下に並べて補強します。
 
当社の配送センターに常時置いてある根太の太さは45mm×45mmです。
置く間隔は、303mmくらいで、間隔が近いほど強度が上がります。
そのため、ピアノなどの重い家具を置く場所では303mmよりも密に並べ、
和室など家具を置くことが少ない場所では455mm間隔にすることもあります。
 
根太の基本的な寸法や間隔は覚えておきましょう。
 

読んで字のごとく、間柱(まばしら)とは、柱と柱の間に入れる壁を支えるための角材です。
 
壁を取り付ける際に、クギやネジを打つための下地として必要になります。
主柱のように太くはなく、家の構造を支える力はありません。
あくまで壁の板がへこまないように、壊れないように支えるための材です。
 
寸法は、柱の105mm×105mmに対して、間柱は30mm×105mm、あるいは45mm×105mm程度です。


柱  → 105mm×105mm、120mm×120mm
間柱 →  30mm×105mm、45mm×105mm

 
間柱を立てる間隔は、303mm(一尺)〜455mm程度です。
間隔が広すぎると、壁がたわんでしまいます。
 
柱と間柱を立てて、その両側に板を張って壁にします。
塗り壁などもまずは板を張って、その上に左官工事をしていきます。
 
柱と間柱によって両側の壁板を支えるので、壁の内部は空洞です。
外壁ではこの空洞に断熱材などを入れますが、内壁では空洞のままです。
 
外からは見えない部材ですが、壁を支える大切な役割をしているのですね。

 
間柱

台風や地震などの災害が多い日本で、木造建築の重要な構造材のひとつが火打(ひうち)です。

 
火打ちとは、土台や梁の変形を防ぐために取り付ける補強材のことです。
土台、梁のコーナー部分に取り付け、三角形をつくることで水平面の直角を保持します。

 
1階の床の下に入れるものを「火打土台」、2階の床や天井に入れるものを「火打梁」と呼びます。
筋かいが地震や風などの水平力に抵抗する役割を担うのに対し、火打は主に床のゆがみを防ぎます。


筋かい → 壁を補強
火打  → 床を補強

 
火打

日本の長い伝統の中で洗練されてきた構法のことを「在来構法」といいます。

 
日本の伝統的な木材住宅は、柱・梁(はり)などの軸、線材を組み立てることで出来ており、
軸組の方法には職人的な技を必要とします。

 
※軸組構法や在来軸組構法とも呼ばれます。

 
在来構法

家づくりの中でよく聞く言葉「ツーバイフォー構法」の「ツーバイフォー」ですが、これは使っている角材のことを指しています。

 
ツーバイフォー=2インチ×4インチの角材

 
■ 「ツーバイフォー構法」とは
 
・ツーバイフォー=2インチ×4インチ
・ツーバイシックス=2インチ×6インチ
・ツーバイエイト=2インチ×8インチ
・ツーバイテン=2インチ×10インチ

 
これらの角材と合板を使って枠組みをつくり、それを組み立てる構法のことを言います。
※枠組壁構法ともいいます

 
ツーバイフォー